希望していた会社に正社員で採用されたら、喜んでいるだけではなく、就業規則や業務内容をしっかり確認しておくことが大切になります。
入社した後にこんなはずじゃなかったと後悔することは、できれば避けたいと思う人が多いでしょう。入社前には、採用通知書を渡されることになりますので、面接で話した内容と相違ないかチェックすることを忘れないようにしましょう。
入社後によくあることは、残業はそれほどないと面接で聞いていたのに、配属先の部署だけの特徴なのかもしれませんが、周囲の社員が遅くまで残っていることのようです。新人のうちは、自分の仕事が終わっても帰りづらい雰囲気があるかもしれません。もし、そのような環境だったら、その中でうまくやっていくしかありません。周囲の様子を観察しながら、早く帰れるタイミングを見計らうスキルを身につけていきましょう。
次にありがちなのは、今まで他の会社で仕事をした経験を評価されて入社した中途採用であったときに、周囲の期待がとても大きくプレッシャーに感じてしまうことです。面接では、業務内容の説明と簡単な質疑応答しかありませんので、実際に入社するまでは、配属先の期待がどれほどのものか事前に判断することは難しいと思います。さらに、責任の度合いも自分で考えていたイメージと温度差があることが多いようです。これくらいは出来るだろうと転職先の会社は期待していることがあるようです。その責任の範囲が自分が考えていたものよりも大きいと、最初は苦労することになるかもしれません。